〘留学体験記⑤〙イタリア国内観光~ヴェネツィア・パドヴァ・ボローニャ~

私は、9月末から11月末までイタリア・パドヴァ大学に研究留学に行っておりました。

この2ヵ月間に旅したイタリア国内各地を2つの記事に分けてご紹介したいと思います。

私の思い出をまとめる形で、本記事を執筆することで、留学する人だけでなく、イタリアに観光で行こうと考えている人に向けて参考になるような記事になればと思っています。

本記事では、ボローニャより北の訪れた場所についてご紹介します。

ヴェネツィア (Venezia)

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ヴェネツィアには、研究室の友達・その友達とバカロツアー・アート鑑賞をしました。

バカロツアーとは、バール(お酒も出してくれるカフェみたいなところ)に立ち寄り、そこでお酒(アペロールスプリッツ、カンパリなど)を購入し、飲み歩きし、また次のバールによってお酒を買う、飲み歩きを繰り返すものらしいです。

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手前のオレンジ色のお酒がアペロールスプリッツ、右奥の赤いものがカンパリです。お酒があまり強くない人はアペロールのほうが飲みやすいと思います。カンパリは少しアルコール感が強く、苦みがあります。

私たちが行った時にはビエンナーレというアート展みたいなものがやっていました。

各建物に様々な国出身のアーティストがそれぞれの展示を行っているものでした。

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パドヴァ (Padova)

続いては、私が2か月間滞在したパドヴァについてご紹介します。

パドヴァは、大学の町で約800年前にボローニャから数名の学者がやってきて創立したパドヴァ大学関係の人が多く、学生の数も多い街です。

大学近くのバールでは、日中から多くの学生が友人と時間を過ごしており、夜も学生が街にたくさんいて活気にあふれています。

観光スポットを以下写真とともに紹介します。

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↑サンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂

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↑カフェ・ペドロッキ(創業1831年のパドヴァの最も歴史あるカフェです。)

そこで有名なのが、カフェ・ペドロッキ(名前はこんな感じ)=チョコミントコーヒーです。

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チョコミントの部分が少し冷たいが、コーヒーは温かいという何とも不思議な感覚のコーヒーでした。

これがカフェ!?という見た目のお店でこんなおしゃれなところで朝から飲むコーヒーは格別だなと思っていました。

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↑ポルテッロの門(名前はあやふやです。)私の住んでいたアパートの近くにある門でこの辺りは学生がたくさんいてます。水曜の夜(毎週ではなかったけれど)には、かなりの学生がみんなで集まって飲んでおり、車が通れなくなるほどのときもあるようです。

向こうの学生に話を聞くと、水曜日の夜にはそうやって学生が集まる文化があるそうです。フランス人の友人も、「次の日も平日で学校があるのにクレイジーだ。なぜ金曜になってないのだ。」と不思議にはずっと思っているようでした。

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↑スクロヴェーニ礼拝堂(要予約)

青色の天井がとても美しいスクロヴェーニ礼拝堂は、ジョットによって作られたものであり、壁面にはたくさんの絵が描かれています。

最初に、15分くらいのビデオを見た後に、15分間の礼拝堂内の見学というスケジュールでした。

キリスト教について無知であるため、内容についてここでは深くは触れませんが、壁面の絵はマリアの誕生やイエスの死・復活など流れがあって、知らないながらもその壁画が示すストーリーを考えながら、拝観していました。

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↑パドヴァ大学

今回私が通った化学科の棟は別の場所にあるのですが、パドヴァ大学の中心部はパドヴァの中心部にあります。

なんといっても卒業生のレリーフやかつて解剖が行われていた部屋などパドヴァ大学の長年の歴史を感じることができます。

入り口付近には、パドヴァ大学の公式グッズショップがあり、様々な商品を一般の人でも買うことが可能です。

ちなみにパドヴァ大学の学生だとそれを証明できるものを持っていれば、特別価格(確か10%引きくらい)で購入することができます。

購入品については、別の記事にするかもしれませんので、気になる方はそちらを待つか、リクエストの連絡をいただけますと優先的に作成します。

ボローニャ (Bologna)

この記事最後の地はボローニャです。

ただし、今回私が訪れた際には工事中のことが多く、立ち入ることができなかったり景観が工事中のため良くなかったりとあまりいい思い出はありません。

この点は次回リベンジしたいところですね。

その中でもいくつか写真で紹介します。

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ピサの斜塔は有名ですが(別の記事でピサについては記載予定です)、ボローニャにも斜塔があります。

左上の写真で分かるようにかなり傾いていますね。

また、ボローニャでは、「ポルティコ」と呼ばれるアーケードのような回廊が至る所にあります。日よけや雨除けになりますね。

「ボローニャのポルチコ群」という名称で世界遺産にも登録されているようで、様々な種類のポルティコを見ることが可能です。

あとは、ボローニャ国際音楽博物館にも行ってきました。古い楽器や楽譜などが展示されており、音楽の歴史について興味のある人にとっては、最高の場所なのではないでしょうか?

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ボローニャで特によかったのは、食べ物です。左からが「トルテッリーニ」、「ラザニア」です。

トルテッリーニは、丸めたパスタみたいな感じでもちもちした食感がとてもよかったです。

ラザニアは知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらもパスタ生地で平べったい状態になっており、チーズグラタンのような中身とマッチしていてとてもおいしかったです。

以上、私が滞在したパドヴァと滞在2か月間で訪れたヴェネツィアとボローニャについて自身の思い出をまとめるつもりで、本記事を書いてみました。

フィレンツェ、ピサ、ローマについては次回の記事で紹介します。

時間がかかりますが続編も書いていきたいと思っておりますので、お待ちいただければと思います。

ご意見・ご指摘・質問・相談などある方はご気軽にコメントください。

では、また。Chao, Grazie

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