私は先月まで2か月間イタリアのパドヴァという街に研究留学をしておりました。
今回の記事では、イタリアでの生活について体験したことをご紹介したいと思います。
これからイタリア留学が控えている人・イタリアに住みたいと思っている人に少しでも参考になれば幸いです。
買い物編
この写真はアパートから片道1時間強かけて歩いて行ったショッピングセンターです。(https://maps.app.goo.gl/wphogwUys4aJAAsg7)
街には多数の電動自転車やスクーターがおそらくスマホ一つで利用できるようになっており、それを使ったら便利かとは思うのですが、お金の節約および運動、観光のためパドヴァの町ではすべて徒歩で生活しておりました。
私自身、今年の春に淡路島で開催された50キロウォークを完歩した実績?を持っているのでこれぐらいは余裕でした。(帰り買ったものを持って歩くが大変だったことはもう忘れました。)
イタリアの話に戻します。
上記のショッピングセンターでは、日用品や電化製品、衣服などを購入できますが、もちろん食料品を売るスーパーもあります。
以降では、滞在中何度か行ったスーパーについてご紹介します。
・Pam Local
滞在中最もお世話になったのが、このスーパーになります。
理由は滞在したアパートの隣だから。こう言うと、私が暮らしたところがわかってしまうかもしれませんが、、、。
基本的にここでなんでもそろえることができます。パンやパスタ、ペンネ、飲み物、野菜、肉、、、。
夜も9か10時ごろまで空いていて研究室帰りに寄って買い物ができたので、かなり助かりました。店舗数もそこそこ多いため、買いたいときに立ち寄る障壁が低いのが特徴かなと思います。
ただ一点、ほかのスーパーに比べて割高です。便利さで使っていましたが、今すぐほしいものでなければ、ほかのスーパーで買うことをお勧めします。
・アジアン・アフリカンスーパー
滞在中2番目に行ったスーパーがこちらになります。
アジアやアフリカの食材や調味料などを手に入れることができます。アジアといっても中国のものがダントツで多いですが、、、。
ただ、一部日本製品もあり、味噌や醤油、みりん、ポン酢、米、うどん、そば、だしの素など日本食を作るのに必要なものはだいたいここでそろえることができました。
向こうでできた友人に日本食として、他人丼(本当は親子丼にする予定だった)と豚汁を作った時もここでほぼすべての食材や調味料を準備しました。
以降は一度しか行っていないため、位置の紹介だけ。
・COOP
・Conad
・Despar
パドヴァ駅にあるスーパーです。一枚目のショッピングセンターに入っているスーパーもこれです。
もちろんほかにもあると思いますが、私の生活圏内にあるスーパーはこのあたりだったでしょうか。
野菜の購入について
野菜の購入の仕方について少し戸惑い、地元のおばあさんに助けていただいたので買い方を共有します。(ちなみにそのおばあさんは英語が全く分からない人だったので、身振り手振りでなんとか教えてもらいました。)
それぞれのスーパーの野菜コーナーにはこれに似た機械があります。
これは秤となっており、向こうでは各野菜でグラム当たりいくらというように決まっています。
そのため、このように重さを計測して、レジに持っていくことになっているようです。
手順は、(正確に覚えているか怪しいですが、、、)
① 購入したい野菜を近くに置いているビニール袋に入れ、秤に持っていく。
② 上の数字を入力するところに各野菜の番号を入力する。(各野菜の番号は、それぞれの野菜が置いてある箱についている値札の隣に書かれています。)
③ OKを押すと、重さと値段が書かれたシールが出てくるからそれを袋に張り付ける。
となっていたと思います。装置ごとに多少仕様は異なるかもしれませんが、やるべきことは同じはずです。
交通事情
続いては、交通事情となっています。
先に断っておきますと、今回パドヴァではバスや先述の自転車などは使っておりませんので、そちらは省きます。
・車
日本では左側通行となりますが、イタリアでは右側通行となっています。そのため、道路を渡るときは特に気を付けなければ日本とは反対方向から車が来るので危ないです。
それに割とスピードを出してくる人が多かったので、歩行者側も十分に注意する必要があるかと思います。
ただ信号がないところでは、気づいた人はスピードを緩めて歩行者に譲ってくれることもありますので、そういう時は一礼するなり、「Grazie」と言うなりして渡りましょう。
基本的に環状交差点が多いので、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
友人の車に乗せてもらいましたが、その感覚に慣れず、車酔いが日本の時よりひどかったように思います。
・電車
イタリア国内の移動には電車が便利です。バス移動もありますが今回都市間の移動には使っていないので省きます。(空港からパドヴァまでは利用しました。そちらについては以前の記事を参照してください。)
今回2つの記事に分けてイタリア国内の観光について紹介していますが、そのすべての移動を電車を使いました。チケットは駅の券売機かアプリから購入できます。
各駅にはこのような券売機があり、画面の指示に従ってチケットを購入できます。言語を選ぶ欄があるので、イタリア語がわからないぼくでも購入できました。
よくいろんなサイトに注意として、駅員さん以外の人に使用法を教えてもらうなとあります。お金を取られたり、いろんなトラブルの要因になるからでしょうね。
今回の場合は特にトラブルには巻き込まれませんでしたが、一応私からも注意をしておきます。
支払いはクレジットカードでもできますので、現金の持ち合わせを気にする必要はありません。
また、こういった購入方法が心配な人、あるいは駅で直前にバタバタしたくない人は事前にアプリをダウンロードしておけば、日本語で購入できるうえ、円表記で分かりやすいのでそちらで購入するのが一番便利だと思います。
わずかにサービス使用料として上乗せされますが、安心料と思って使いました。
OmioのHP(https://www.omio.jp/)よりスクリーンショットを行いました。
このアプリをダウンロードしておき、クレジットカード情報をアプリに紐づけておけば、ネット上でチケットを買うことができ、アプリ上で搭乗券を表示できるので便利です。
電車に乗る際は、チケットかモバイル搭乗券を持っておき、中で駅員さんがランダムに回ってくるのでその際に提示すればOKです。
乗車区間によっては、たまに回ってこないこともありますが心配しなくて大丈夫です。
内装はこんな感じになってます。乗る電車によって異なりますが、。どの電車も結構きれいでしたよ。乗車している人は結構うるさいことが多かったりしますが、、、。
各座席には充電できるようにコンセントとタイプCの挿入口がありますので、充電できる用意を持ち歩くと便利かと思います。
電車によってはWifiが飛んでいることもありますので、事前に確認してください。
Omioから予約すればその際に確認できたはずです。
乗車ホームの確認の仕方
割と大きめの駅ではホームは何個もあります。そのため、自分が乗る電車のホーム番号を確認しないといけませんがこれはアプリやチケットには記載されていないことが多いです。
各駅にはこのように電光掲示板があり、到着 (Arrival) と出発 (Departure) が分かれています。多くの人がこの前で自身の乗る電車を確認しています。
乗る電車を確認するときは Departure のほうを確認してください。
一番左に電車の情報があり、その次に最終の行き先、予定時刻が表示されており、一番右にホームの情報があります。
けっこう直前になるまで(出発の数分前)ホーム情報が出ないこともありますので、事前に何番ホームならこっち方向って確認しておくと安心かと思います。
以上、イタリアでの生活編について書きました。
追加があればその都度更新しますので、見ていただければと思います。
時間がかかりますが続編も書いていきたいと思っておりますので、お待ちいただければと思います。
ご意見・ご指摘・質問・相談などある方はご気軽にコメントください。
では、また。Chao, Grazie
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